春・秋とも春分の日・秋分の日の前後3日間の1週間が彼岸にあたります。初日を「彼岸の入り」終わりの日を「彼岸明け」といい、ちょうど真ん中の春分の日と秋分の日は「中日」といいます。
彼岸とは「至彼岸」の略で、迷いのこの世界からさとりの彼の岸へ至るという意味です。門徒である私たちは信心の浅いものが法を聞いて信心の世界に近づくための期間として受け止めて、本堂にお参りください。
故人やご先祖を縁として、教えが永代にわたって伝わりますようにという願いをこめて勤められる法要を「永代経(えいたいきょう)」といいます。親鸞聖人は著書「教行信証」で「前(さき)に生まれんものは後(のち)を導き、後(のち)に生まれんものは前(さき)を訪(とぶら)え、連続無窮(れんぞくむぐう)にして、願わくは休止(くし)せざらんしめんと欲す」という「安楽集」の言葉を引用されています。浄土真宗のみ教えが次世代へも受け継がれるようご家族皆さんでお参りください。
正しくは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、古代インドのサンスクリット語のウルランバナが語源と言われています。「倒懸」と訳され、木に逆さづりにされることをいいます。自分にとってはとても優しかったお母さんが亡くなった後に餓鬼道へ落ちて倒懸の苦しみを受けていることを知った目連尊者が、百味の食事を沢山の同僚である修行僧に供養することで母親を救ったという経説が行事になったものといわれています。
浄土真宗では、迎え火や送り火、キュウリやナスなどの飾り付けはいたしません。
当寺では、前年の7月1日から6月30日にお亡くなりになった方が対象です。
餓鬼道に落ちるようなことをしてまでわが子を必死で育てた目連尊者のお母さんの故事をしのび、父母や先祖を追憶し報恩の思いを新たにして本堂にお参りしましょう。
浅草にある本山東本願寺では、宗祖親鸞聖人のご命日11月28日に合わせ、11月23日から28日にかけて報恩講(ほうおんこう)が勤められます。本山以外のお寺でも、多くの場合その日を外して報恩講をお勤めします。
本願寺八代目の法主蓮如上人は御文で「わがこころのわろきをも、また妄念妄執のこころをもとどめよというにもあらず…かかるあさましき罪業にのみ朝夕まどいぬるわれらごときのいたづらものを、たすけんとちかいまします阿弥陀如来の本願にてましますぞ」と親鸞聖人の教えを受けておっしゃっています。この「いたづらもの」が他人のことと思えば有難くもないでしょうが、多少なりとも自覚のある人には大きな心の支えとなる言葉ではないでしょうか。
親鸞聖人のみ教えをしっかりいただくということが恩に報いることになります。是非、門徒の皆さんはそれぞれのお寺の報恩講に足を運んでください。
フリーダイヤル 0120-41-1100
TEL. 048-615-6166 FAX. 048-615-6177
※納骨の際は早めに石屋・大野屋に連絡してください。
春季彼岸 | 3月18日〜21日 | 8時半〜16時 | 販売場所 法善寺墓苑 |
お盆 | 7月13・14・15日 | 8時半〜16時 | |
秋季彼岸 | 9月18日〜23日 | 8時半〜16時 |
ホームページ:HIRAI HANATEN
TEL. 03-3966-1897 FAX. 03-3966-1445
※法事の本堂用の花、お墓の花、墓地での販売日時など、お花に関することは直接 ひらい花店にお問合せ下さい。
※墓地花販売は毎年曜日の都合で変わります。その都度ホームページかブログでご確認いただくか、ひらい花店に電話でご確認ください。
ホームページ:横田造園株式会社
TEL. 03-3897-9553 FAX. 03-3853-0680
※体調不良の方、遠方で墓地清掃が出来ない方限定で、横田造園が代行して清掃、墓参り、お墓にお花をお供えします。